虐待防止研修を実施しました
- 2025/05/12
株式会社サシノベルテでは、2025年5月11日(日)、全事業所の職員を対象とした「虐待防止研修」を実施いたしました。本研修は、児童発達支援・放課後等デイサービスに携わる職員が、日々の支援現場で適切な対応を行い、すべての利用者の人権と安全を守ることを目的としたものです。
本研修は、認定NPO法人児童虐待防止協会 理事長 才村純氏を講師に迎え、講義編と演習編の2部構成で行いました。講義では、障害者虐待防止法や児童福祉法に基づく法的根拠をもとに、虐待がなぜ問題であるのか、どのような状況が虐待に該当するのかなどを学びました。
午後の演習編では、実際に起こり得る事例をもとに、個人ワーク・グループワーク・全体発表を行いました。支援中の事例を題材とし、「なぜ虐待が起こったのか」「どのように対応すべきだったのか」「再発防止のためにできることは何か」などについて、活発な議論が行われました。
研修の中では、「グレーゾーンは虐待の芽である」との認識のもと、小さな違和感やヒヤリハットを見逃さず、組織として共有・改善することの大切さが強調されました。職員からは、「日々の対応を見直すきっかけになった」「現場での声かけや対応を意識的に行いたい」といった感想が寄せられました。
今後も定期的な虐待防止研修の実施に加え、さまざまな研修を実施してまいります。子どもたち一人ひとりが安心して過ごせる環境づくりを、職員一丸となって取り組んでいきます。
今後も株式会社サシノベルテでは、全ての子どもたちの最善の利益を守るため、職員の専門性向上と支援の質の向上に努めてまいります。